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パウダーライフニセコ不動産ニュース 2020 – 5

By 28th November 2019

CHALET IVY BRANCHING OUT
シャレーアイビーが展開開始
ヒラフ地区のメインストリートにある「シャレーアイビー・ヒラフ」の成功に続き、同じ開発業者の2つ目のプロジェクトとなるホテルが、札幌市内の温泉リゾート、定山渓にオープンした。温泉ホテルである「シャレーアイビー定山渓」はニセコと札幌中心部との間に位置し、美しい川岸と、季節ごとに色彩が変わる深い森との間に建つ。全26室(67~137 m2)には、展望風呂が備わり、温泉に浸かりながら風景を眺められる。露天風呂とスパ「Nikur」もある。この開発業者は、ニセコの花園地区に近い丘の上で3つ目の開発計画を策定中で、温泉ホテルとレジデンスが有力視されている。名前は「シャレーアイビーワイス」になる予定だ。ちなみに「シャレーアイビー」ブランドは、著名な香港のアイビー・ウー夫人が始めたプロジェクトだ。

JAPANESE COMPANIES GO BIG
日本企業も大規模投資
日本の大手企業2社がニセコの観光開発に向け、大規模な投資に乗り出す。1社は日本の住宅建設会社大手の大和ハウス工業。今年、ヒラフ地区の東側に34区画、17,000㎡の住宅団地の建設に着手した。
これは、同社が俱知安市内に開業した「ファーストキャビンホテル」に続く、ニセコ地域では2回目の観光開発投資となる。一方、大阪を拠点とする海上輸送大手の新日本海フェリーは、高級な日本式ホテルをヒラフ地区の西、22,620㎡の敷地に建設する予定だ。18室からなる低層ホテルには、各部屋に露天風呂(温泉)を備える。またメインのビルにはレストラン、ジムとスパ施設も完備する。

IS FURANO THE NEXT NISEKO?
ニセコの次は富良野か?
具体的な開発や不動産取引の動向を見ると、富良野に向けられた、ニセコに続くスキーリゾート開発の投資先としての関心と期待は、臨界点に達しようとしている。ニセコへの投資が2000年代の初期から中期にかけて活発化して以来、メディアや投資家は次の投資先がどこになるかを予想してきた。しかし過去15年間、何十億ドルもの資金がニセコに注ぎ込まれたのに対し、日本国内の他のリゾート地はそのような投資の恩恵を受けてこなかった。富良野への関心が高まっている要因は、夏場の観光市場にも大規模にアピールできる年間を通じた強力な観光素材だ。とりわけ素晴らしい花畑の恩恵が大きい。しかも雪質はニセコに匹敵し、降雪量はわずかに少ないものの、晴れの日は多い。北海道トラックス(ニセコで初めて国際的開発を行った企業)、ゼッケイ・プロパティーズ(富良野初のモダンコンドミニアムを完売した企業)、Metropoly Holdings(ヒラフ地区でAruku-zaka ストリートを開発中)、supernova-land (東山地区のKOAエステートを開発中)などニセコ開発の名だたるプレーヤーたちが、富良野への投資を始めている。

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