雪の天使た: ニセコのスキーパトロール隊員

By 29th November 2019 Japanese, Powderlife Magazine 2020 JP

針を刺すように冷たい風雪が吹き荒れる。 ニセコユナイテッドの各所に点在する待機小屋で、 数十人のスキーパトロール隊員が出動に備える。

隊員たちは、指令センターとの無線交信に注意深く耳を傾ける。事故発生が報告されると、状況に応じて1人もしくは数人がただちに現場へ派遣され、任務を遂行する。

山は極めて危険な場所になる。山が雪や氷で覆われ、風が打ちつけているのに、初級者も含む何千人ものパウダー愛好者が山を駆け下りているようなときがそうだ。トラブルが発生しても適切に対応してくれるスキーパトロール隊がいるからこそ、私たちは自信を持って、この険しい斜面を探検できるのだ。

ニセコのスキーパトロール隊員たちは、日本全国から集まっている。理由は様々だが、共通しているのはスキーが好きだということ、そしてニセコこそが、彼らの希望を満たす唯一のエリアだということだ。私たちにとって幸いなことに、彼らはスキーを愛するだけでなく、他人がスポーツを楽しむのを手助けしたいとも望んでいる。

ニセコでは、各リゾートがそれぞれ独自のパトロールチームを組織している。隊員たちは、指令センターからの緊急出動要請を待つだけでなく、スキー場を安全に運営するための様々な役割を担っている。

彼らの一日は夜明け前、天候情報や重要事項の説明を受けるため拠点に集合するところから始まる。そしてリフトがオープンする前にコースへ向かう。隊員たちはそれぞれの持ち場に分かれ、前日に生じた穴や危険箇所を探す。境界のロープやポールをチェックし、ピステ外へのゲートを開く場合は、その監視に着く。

スキー場は夜9時までの営業だが、最後のスキー客がコースを下り、すべてのリフトが停止するまで、彼らの仕事は終わらない。彼らが長く寒い冬を山の中で過ごすのは、まさに私たちのためである。山でスキーパトロールに出会ったら、感謝と尊敬の気持ちを表してほしい。

スキーリゾートの敷地内で事故に合った場合は下記のように行動すること
・友人や山にいる近くの人にスキーパトロールに連絡を取るよう依頼する。
・もしスキーパトロールが見つからない場合は、近くの建物またはリフトまで滑って行きスタッフに連絡する。
・山に入る前にスキーリゾートマップを確認し、トラブルがあった場合にどこにいるか説明できるようにしておく。
・そして最も重要なのは、ニセコユナイテッドの公式トレイルマップに載っている「ニセコルール」を覚えておくことだ。

ニセコスキーパトロールの一日
午前7:30 朝のブリーフィング
午前7:40 スキーリゾート 朝の確認
午前9:00 サイドカントリーゲートへ出発
午前10:00
|    出動待機
クローズ
午後4:30 朝シフト終了
午後8:30 スキーリゾート最終チェック
午後9:00 消灯

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