PARK HYATT IS HERE
パークハイアットがやって来た

計画発表から4年。世界的なラグジュアリホテル「パークハイアット」がこの冬、ニセコ・花園地区のゲレンデにオープンする。この世界的な一流ブランドホテルが、この地域で新たに建設されたことは、リゾートが進化していく上で転機となるビッグニュースだ。

外資ホテルチェーンの中で最初にニセコ進出を果たしたのはヒルトン(2010年)だが、このときは日本資本が開発した既存ホテルの改装だった。これに対し、パークハイアット・ニセコは、現代の国際的スキー客のためにゲレンデから設計され、ニセコを世界の一流スキーリゾートの水準に押し上げることになるだろう。現在、リッツ・カールトン・リザーブ・ホテルも2020~21年冬にオープンを目指し、ニセコビレッジで建設中だ。他にも世界の一流ホテルが続々とオープン予定である。

 

OLD VILLAGE BREATHES NEW LIFE INTO HANAZONO
昔の村が花園に新しい命を吹き込む

花園地区の崖の上にある絶景の地に本州から移設した150年前の古民家。これを改装してオープンしたSOMOZA(そもざ)レストラン&ギャラリーは、若いクリエーターたちが「温故知新」をテーマに洒落た空間を創出し、人気を集めている。芸術家であり、ブティック開発者でもあるショウヤ・グリッグ氏は、この地にさらに3軒の古民家を移設し、現在のレストラン兼ギャラリーを含む隠れ家的な高級別荘地に開発中。来冬までに完了する見通しだ。さらに、一連の古民家を廊下で結び付けた中央にホテルを建設することも計画している。SOMOZA付近を流れる川の少し下流に、同様のテーマのヴィラリゾートや商業施設を作る構想も暖めている

 

MICHELIN STARS CONTINUE TO SHINE
輝き続けるミシュランの星

グルメがこの冬チェックしているミシュランの星付きレストランのシェフが関わっている店が4店ある。1つ目はKitchen(キッチン)。他ならぬニセコ初の星付きシェフ、上村雄一が経営するレストランKamimura(カミムラ)の調理場を共用するオープンキッチンスタイルだ。2つ目は、いくつものレストランでミシュランの栄誉を授けられたシェフが率いるDomus(ドムス)。今冬開業するTELLUS Niseko内のレストランだ。残り2店は、花園地区のパークハイアット・ニセコにある。本誌97ページからのレストラン&バーガイドの記事をチェックしてほしい。

 

ROLLING OUT THE WHITE CARPET FOR AMAN DEVOTEES
アマンファンのために広がるホワイトカーペット

アマンリゾートの体験はあまりに魅力的だ。そのファンは、世界最高レベルと言われるホスピタリティにハマってしまったという意味で、自分たちを『ジャンキー』と名乗る。アマンのヘルス&ウェルネスリトリートがモイワリゾートビレッジで開発中であることが知れ渡れば、世界中のアマンジャンキーが、地図のニセコの場所にピンを立てるだろう。モイワ山は、ニセコの中心リゾートであるアンヌプリ山の隣にある、独立した山の小規模リゾートだ。アンヌプリ山と、20㎞先の日本海沿岸まで続く山脈との間に挟まれた場所に位置する。この静穏なモイワの環境こそ、アマンの創業者エイドリアン・ゼッカが、世界31施設の中で3番目となるスキーリゾートの建設地として白羽の矢を立てた理由だろう。建設されるのは、著名な建築家ケリー・ヒルが2018年に死去する直前に設計したホテルと31棟のレジデンスだ。

Leave a Reply