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リゾートニュース

By 29th November 2019

START OF FINNISH DIRECT FLIGHTS
フィンランドからの直行便が就航

ニセコへのアクセスがさらに便利になった。フィンランド航空は今年、ヘルシンキから新千歳空港への直行便を就航し、欧州と北海道との直行便が17年ぶりに復活する。これは純粋にニセコのスキー人気の高まりによるものだと言える。ニセコはアジア有数のスキーリゾートであり、世界各地からのフライトが近年着実に増えている。好奇心旺盛なフィンランド人たちは以前からニセコを訪れていたが、次は北米から来客の波が押し寄せそうだ。主要な米国路線が就航するのも時間の問題だろう。

ウラジオストック   2時間
ソウル   3時間
台北   4時間
北京   5時間
香港   5時間
マニラ    6時間
ホノルル   7時間
バンコク   7時間
シンガポール   8時間
クアラルンプール   8時間
ヘルシンキ   9時間
タシケント   10時間
シドニー   11時間

 

NISEKO WHISKY ON THE WAY
ウィスキー蒸留所の計画が進行中

蒸留所が完成するまで1年、さらに製品が熟成するまで3年ほどかかるが、私たちは地元ニセコの蒸留所で生まれるウィスキーを味わえることになるだろう。日本で最も愛される清酒の一つ「八海山」を製造する八海醸造(新潟県南魚沼市、南雲二郎社長)が、ニセコアンヌプリ国際スキー場そばで1200平方メートルの蒸留所建設を計画中だ。同社はジンやウォッカも醸造しており、次の冬に蒸留所が稼働し始めたらすぐに、ウイスキー作りの準備を始めるだろう。詳細は未定だが、訪問者が蒸留所内を巡り、試飲や購入することもできるようになるのではないだろうか。以前からニセコを頻繁に訪れている南雲社長は、ニセコを選んだ理由として「環境」を挙げ、「ウィスキーを長期間寝かせて熟成させるには、自然林が広がり、静穏で、雪解けの豊かな水があるニセコこそ理想の地だ」と話す。

 

BOOM! MIZUNO BOWL TURNS 10
轟音響く「水野の沢」の10周年

午前7時、たて続けの轟音で目覚めても、驚かず、ベッドを離れ、パウダースノーを楽しむ一日に備えよう。ニセコビレッジの「水野の沢」で行われる爆破作業は、パウダースノー愛好者にとって無料のモーニングコールのようなものだ。夜に大雪が降った翌朝、パウダースノーに飢えたスキーヤーやスノーボーダーが安全に滑れるよう、スキーパトロール隊が急峻な沢の頂部から、人工的な雪崩を起こしているのだ。アンヌプリ山にあるこの沢は、ニセコ地域の中でも最も急峻で垂直落差の大きい地形が長く続く場所だ。新雪が深く積もれば、(上級レベルの)スキーヤーやスノーボーダーにとっては、生涯でもめったに出会えない滑走チャンスが訪れる。今冬1月5日は、安全上の理由でいったん閉鎖された水野の沢が、特別管理区域として再オープンしてから10周年の記念日である。もちろん水野の沢に挑戦するのは、上級レベルのスキーヤーとボーダーに限られるべきだろう。ニセコユナイテッドの公式リゾートマップで、ニセコルールや他エリア情報をチェックすることも推奨する。

 

NISEKO PART OF ICONIC COLLECTION
世界最高峰のスキーリゾートグループに加わったニセコ

世界のトップリゾートで使える共通シーズン券の登場により、この10年間で、スキー旅行ははるかに面白く、親しみやすくなった。ニセコユナイテッドは現在、IKONとMountain Collectiveに加盟している。これら共通パスの所有者は、手ごろな価格の1枚のパスで、ニセコを含む多数のリゾートでスキーを楽しむことができる。他の加盟施設はアスペン・スノーマス(米コロラド)、スチームボート(同)、マンモスマウンテン(米カリフォルニア)、ビッグベアマウンテン(同)、ジャクソンホール(米ワイオミング)、レベルストーク(カナダ・ブリティッシュコロンビア)、バンフサンシャイン(カナダ・アルバータ)等いずれも有名リゾートばかりだ。「加盟しているのは、世界のスキー業界の中でも傑出したスキーリゾートばかりです」と、HANAZONOリゾートを運営する日本ハーモニー・リゾートのコリン・ハクウォース社長は語る。「ニセコユナイテッドは、世界で最も確実にパウダースキーを楽しめるこのニセコの地で、世界中のパス所有者を歓迎します」

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